現在の武当山の武術練習服は?

文化大革命から逃げてきた、古き武当山の武道師範が、新しい武当山の武術練習風景を動画で見たときでした。あのようなひらひらの礼服で練習することなどあり得ないし、襟や袖を掴む対錬なども多くあり、服が何度も破れてしまうのであれで練習などできないとのことでした。

礼服は、儀礼などの時や普段に着るもので、脚絆をしているのは、そういうときに敵が来ても最低限に裾が邪魔にならないようにするもので、稽古の時は、麻や綿の分厚い生地の武道服で、今の太極拳の服と同じ、結びボタンになっているもので、行っていたとのことでした。

観光としては礼服の方が見栄えがするのだろうと、寂しげに笑っていたことが思い出されます。

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