遠くに逝くと反ってくる。老子の言葉と太極拳

大曰逝、逝曰遠、遠曰反。故、道大は老子の第二十五章です。太極拳には大架式と言われる套路があります。この大は老子のいう大と同じで、ただひたすら逝くと、遠くに行き着き,そこで初めて反がある。これが大です。人間のバイタルは、生体恒常性で、この機能を持っています。大架式は、この機能を精錬し、そして、鼓蕩という高まりと収まり、そして折畳という折り返しながら進む、まるで生態の鼓動や血流呼吸全てを含む生体リズムを生み出しています。
現在科学では、バイタルサインでそれを見ることができますが、太極拳のメッカ武当山では、これらを明確な理論として、それを勢いとして見いだし,老子の理論と整合性を見つけて名付けていました。まさに套路は生死の境を何度も巡り反る、とてつもない修養法なのです。

ショック時におけるバイタルサイン まず、質問者さんのおっしゃっている内容を明確にするため、今回は循環血液量が何らかの要因で減少した状態について考えます。心臓のポンプ機能異常や血液の分布異常など、ショック症状の原因は様々です。しかし、結果として最初に血圧が大幅に低下し、全身の各種臓器へ送られるはずの血液量が不十分になります。 そのための代償作用として、脈拍数を増大させ血流量を確保しようとする働きが起き、頻脈となります。同じように、体内の酸素化を促進しようとして呼吸数が増加します。ショック時でも代償作用が働いている間の基本的な生体反応ですが、病状により症状は変化していくのも特徴です。

情報源: ショック時と臨死期のバイタルサインの違い:Aナーシング

タイトルとURLをコピーしました